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2016年 11月 08日

DELL Dimension 9200C

 Dimension 9200C(以下9200C)は、10年ほど前にDELLから発売されたPC。これを発売当時に購入はしたのだが、かなり昔の話で明細も破棄してしまって、購入時の詳細なスペックはすでに忘れてしまったが、当時の紹介記事などを読み返してみても、さすがに当時のままでは、今メインPCとして使用するには難しいような代物であることは間違いない。そんな9200Cを何やかんやで、今まで取って置いたのだが、今年に入って更に古いPCを処分したり、9200CのHDDの整理をしている内に、このPCももう少し利用できる道はないだろうかと、調べてみると今でもそこそこ使えるぐらいのPCに復活できることが分かった。そこで、なるべく低予算(それでも結構かかったが)で9200Cを復活させてみることにした。


 ただ、復活させるといっても、10年も前のPCなので多くは望めるはずもなく、フルHDの再生とJPEGなどの静止画の閲覧にストレスがない程度にパワーアップができればという感じだ。まず、もっとも効果があると思われる、ビデオカードの交換とHDDからSSDへの交換とUSB 3.0カードの増設を今年の初めに実施した。その際に、Windows10の導入も行ったのだが、OSの起動も速くなり、フルHDの再生とJPEG閲覧とも全く問題ないレベルでこなせるPCとなった。9200Cは、一応、PCI Express x16 PCI Express x1とSATAに対応しているが、規格が古いので最新のビデオカードやUSB3.0とSSDの能力は引き出せていないのだろうが、それでも体感速度は格段に速くなった。当初のスペックではフルHDなんて、カクカクしてとんでもないレベルだったが、特に動画再生支援の効果は絶大で、こんな古いPCでも実にスムーズになった。


 そうなると、もう少し何とかならないかと欲が出るもので、第2段階としてCPUとメモリの強化をしてみた。ただ、これらの交換は先のものよりリスクをともなう危険が高いので、自己責任で、ということになる。そうは言っても所詮すでに壊れていてもおかしくないPCなので色々試してみた。


 まず、メモリだが、対応のDDR2は、現在でも売られているが流通量が少ないためか容量の割に高い。9200Cは公式には4GBまでの対応となるが、どうやら8GBまで認識するようなので、2GB×4とした。
 そして、問題なのがCPUだ。詳しくないのでよくは分からないが、9200Cは、「G965 Express」というチップセットを搭載しているようで、Core 2 duoなら6000番台 (FSB 1066MHz)なら交換が可能なようだ(FSB 1333MHzやプロセスが45nmはダメみたい)。現実的なところでE6600かE6700あたり。

 
 とりあえずその中で一番早そうなE6700と交換したのだが問題なく起動した。E6300からの交換なのだが、ただ、実際効果があるような無いようなで。微妙なところ。
 そこで、もう少し高性能なCPUで交換可能なものはないかと調べてみると、情報は少ないがCore 2 Quadの6000番台も行けそう。具体的にはQ6600かQ6700だろうか。Q6700は数が少ないようで情報があまりない。Q6600もステッピングの影響もあるとか。あと高リスクにはなるが、Core 2 Extreme QX6700やCore2 Extreme X6800あたりも行ける可能性がありそう。
 

 あれこれ考えている内にQX6700が4000円ほどで売っていたので買ってみた。ただ、このQX6700は相当な曲者なようで、TDPが130W(何とTDPが65WのE6700の2倍!)にもなる。 9200Cはただでさえ電源容量275Wなので、安定して動くのかは、かなり怪しいが、とりあえず交換してみた。現状、とりあえず問題無さそうで、高負荷な状態で連続1時間ぐらい運用しても(9200Cは最初から結構大きなヒートシンクを採用しているためか)熱くはなるが(詳細は後述)電源も問題は無さそう。
 ただ、もし、動けばQ6700(TDPが95W?)の方が無難かもしれない。とはいってもQ6700もかなりの発熱があるようで、QX6700もQ6700も定格動作する分には、いまいち違いも分からないので安い方でいいのかもしれない。


 肝心の交換後の体感速度だが、何となく早くなった?かな。とりあえず壊れるまで?現状維持で運用してみたい。


 そうはいっても心配な点は、現在11月で気温も下がってきたが、夏場はどうだろうかという点。来年の夏、もし熱暴走するようなら対策をしてみよう。現状、おまけ程度にCPUのヒートシンクとHDD(SSD)を取り付ける台の間に無理矢理小さなファンを増設したが、劇的な効果はあるはずも無い。やはりTDP130WのQX6700への交換は負担が大きいようで、PC全体の温度が上がった。特にCPUの温度上昇は顕著でCPUID HWMonitorで確認すると、アイドル状態で4つのコアが38~40℃といったところだが、それから少々作業すると48~55℃前後。高負荷時には75℃前後になる。ただ、CPU使用率100%状態が続いても現状不安定になったりはしていないようだ。ビデオカードのGT710の消費電力と発熱が少ないのがせめてもの救いか。まだまだ、長期運用はしていないので安定性は不明だが、当初の改造目的は達成したということで、とりあえず壊れるまで使ってみようと思う。


9200C 当初?の主なスペック

CPU Core 2 duo E6300

OS Windows XP

メモリ PC2-4200 DDR2 SDRAM 4GB

HDD 500GB

ビデオカード ATI RADEON X1300 PRO 256MB DDR



9200C 改造後の主なスペック

CPU Core 2 Extreme QX6700
 BIOS 2.4.0にUP(DELLのHPよりダウンロード)CPU交換には必要かと
 CPUグリス ザワード MX-4/4g(グリスの塗り替えと併せてCPUファン、ヒートシンクの清掃実施)
 ファン増設 SF4-S5   ファンガード FANGuard-M4/II   ケーブル追加  S2-1506SAB

OS Windows10


メモリ 2GB×4 RAMMAX RM-LD800-2GB PC2 6400 CL6 240PIN(2GB×1がAmazonで1390円 2016/11/08現在)
         少々品質的には不安っぽいがとりあえず動作中


SSD SanDisk SSD Plus 240GB SDSSDA-240G-J25C
   HDDの所に変換ブラケット(OWL-BRKT04)にて無理矢理交換


ビデオカード MSI GT710 2GD3H LP(省電力で発熱も少なく、動画再生に効果的)


USB 3.0カード SD-PEU3R-2E2IL
        ケーブル追加 S2-1505SAB



改造後のベンチマーク

PC Mark 8の「Home」、「Run Accelerated」でテスト  スコア 2115

CINEBENCH R15   スコア CPU 265

 このスコアが妥当かは分からないが、それぞれ数回実施しても誤差の範囲内と思われる数値となった。その際、高負荷時は、ファンが結構うるさくはあったが、動作が不安定になるような状況はなかった。


               


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by nitibotuM | 2016-11-08 16:01 | 雑記 | Comments(0)


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