尾張名所図会を巡る

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2015年 04月 10日

京都と和歌山の旅 その8

 アドベンチャーワールドから施無畏寺(せむいじ)へ。
 施無畏寺は鎌倉時代の高僧、明恵を開基とする寺院である。雨が降る中ではあったが、満開の桜が風情ある静かな場所であった。
 施無畏寺から更に山を登ると明恵ゆかりの白上遺跡がある。ここで明恵は厳しい修行の中、戒律を守り抜く覚悟で自らの右耳を切り落とした。この行為からも明恵の戒律に対する覚悟が並大抵のものでなかったことが窺い知れる。明恵の精神性をよく表す遺訓として、「阿留辺幾夜宇和(あるべきやうわ)」とあるが、これは個々それぞれが、どうあるべきなのかを突き詰めよ、ということで、儒家にみられる正名論とも親和性を感じる遺訓だ。この明恵の遺訓にどこか惹かれるのも事実である。
 施無畏寺を後にして、長保寺へと向かう。



施無畏寺(2015年4月1日)雨    撮影位置
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by nitibotuM | 2015-04-10 17:11 | 花鳥風月 | Comments(0)


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