尾張名所図会を巡る

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2014年 08月 09日

飛騨と上高地の旅 その11

 上高地を出発して、帰路の途中で南木曽町にある「福沢桃介記念館」を訪れた。
 福沢桃介(ももすけ)は、「日本の電力王」と呼ばれた実業家である。特に木曽川の電源開発を中心に多角的な企業経営に携わり、名古屋の経済的な地盤を築いた。また、桃介は福沢諭吉の娘婿でもある。
 以前、恋仲にあった女優の川上貞奴(さだやっこ)とは、お互いの伴侶を亡くした後、公私ともにパートナーとして生活を共にした。その場所の1つが名古屋に復元された、二葉館である。この二葉館は以前に訪れている。
 今回、訪れたのは大正8年に建てられた南木曽町にある2人の別荘だ。昭和35年の火災で2階部分を焼失してしまったが、現在は綺麗に復元されている。
 こちらの「福沢桃介記念館」は、国道19号線の対岸にあるため、近くはよく通っていたのに最近まで存在を知らなかった。丁度、上高地からの帰り道だったので寄ることが出来た。
 さすがは「日本の電力王」と呼ばれた人物の別荘だけのことはある。当時、山間部にして、これだけ立派な西洋建築の存在は異彩を放っていたであろう。また、春には花桃が綺麗咲くそうだ。これは福沢桃介がドイツのミュンヘンで3本の苗を購入してこちらに植えたのが始まりだそうである。今では清内路や阿智村の花桃の方が有名だが、起源はこちらにあるそうだ。
 「福沢桃介記念館」は隣接する「山の歴史館」から入館することが出来る。この隣接する「山の歴史館」の建物も、御料局名古屋支庁妻籠出張所庁舎として、明治33年に旧妻籠宿本陣跡地に建てられ、こちらに移築したもので、貴重な近代建築である。ちなみに御料局は明治期に木曽などの山林を皇室財産の「御料林」とし管理するために設置された。
 更に「福沢桃介記念館」から、歩いてすぐにある桃介橋へと向かった。



福沢桃介記念館(2014年7月31日)曇り時々晴れ    撮影位置
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山の歴史館
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菊の紋の通気口
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by nitibotuM | 2014-08-09 18:27 | 花鳥風月 | Comments(0)


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